以前に「下妻物語」を読んだ事を書きましたが、その中で印象的だったのは「ロリータ」と言う服装に関する記述です。
恐らく、これが所謂「ロリータ」と言われる服装をしている娘さん達を見たこともありますし、うら若い娘さんたちがそうした出で立ちをしているのが、エラく可愛いので見てるのは好きだったりするのですが、何分レースが一杯、ちょっとメイドさんみたいってだけで、「ロリータ」と「ゴスロリ(ゴシックロリータ…?)」の何が違うのかすら判らないのです。
そんな中で、一番引っ掛かったのは「ロッキンホースバレリーナ」と言う靴の名前。多分、ブーツとかミュールとかウォーキングシューズとか、スニーカーとか言う部類の名前だと思われます。
バレリーナと言う位だから、トゥシューズのように紐を結ぶのかな~、位の想像しか出来ません。これは、是非とも実物を見てみたい。
そう思って、本屋でロリータ服関係の雑誌を見てみることに。手前が本屋に行くのは、仕事の後なので、近くに割と大きな大学と女子高があるにも関わらず学生さんがその頃本屋に居ると言うことは、滅多にありません。だからなのか、ロリータ服関係の雑誌が置いてある一角だけ、人が居なかったり…。普段は高校生のお嬢さんが集まって、賑やかにたむろっていたりするのでしょう。
ちょっと怖気づきながらも、興味は隠せずおずおずと一冊手にとり、ページを捲って見ました。
……ギブ。
誰も居ない一角で、明らかに年齢的にギリを越えた人間が読んでいると言うプレッシャーに負けました。雑誌より、生身の娘さん見てる方がよっぽど良いです。
しかし、肝心の「ロッキンホースバレリーナ」は何なのか判らない。と言う事で、「検索すれば世界の事が判る」(笑)と同僚が評した、お馴染みグーグルで検索をかけてみる事に。カタカタと打って、イザ検索…
って、イヤ、ちょっと待て。
検索キーワード:「ロリータ」
会社で検索かけるには、ある意味ヤバイキーワードでは…?^^;<つか、素直に「ロッキンホースバレリーナ」で検索掛ければ良いんじゃね?(その通り)
結果は「ヴィヴィアン・ウェストウッド」と言うメーカー(もうなんか、まるで判ってない感じの書き方)の靴の種類みたいですね。そう、揺り木馬(Rocking Horse)みたいに、つま先と踵がちょっと上がってる感じの靴底になっているスタイルの靴なのですね。そしてエライ事厚底の靴でした。手前がもし履いたとしたら、多分その場から一歩も歩けないと思います…。
大槻ケンヂ 「ロッキン・ホース・バレリーナ」[ダ・ヴィンチブックス]メディアファクトリー
図らずも、大槻ケンヂ(ex.筋肉少女帯、現:特撮)が同名の著書を出版されているのを本屋で見かけて、思わず読んでみようかな、と思ったり。
大槻ケンヂの著書はエッセイと、メフィストだかSFマガジンだかに載っていた「くるぐる使い」(早川書房から出てます。これ読むとちょっぴり切なくなっちゃうのですよ)位しか読んだ事ないのですが、独特な雰囲気があって好きです。
う~ん、これも読みたいような…。ソフトカバーだけど、かなり大きくて重かったような…。