初天神

初天神

2015/12/30、A5版、60p、200円、落語「初天神」、かわなを小説「十年と不成」、扇坊小説「寒燈に飛車追う」掲載

「十年と不成」:鎌倉で野鍛治の修業をしている鉄次郎は、同行者とはぐれてしまい、迷子になった少年と出会う。少年は将棋家で修業に励む棋士だった。
「寒燈に飛車追う」:あちこちで化かされたとしか言いようのない事件が起こり始める。目明し、平吉も流石に事件が気になって、好きな将棋にも身が入らない。


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首提灯

首提灯

2015/08/14、A5版、28p、200円、落語「首提灯」、扇坊小説「風呂の景」掲載

「風呂の景」:一日の汗を流すはずの風呂にも事件あり。元芸者の小梅婆さんがようやっと湯に。一日の疲れを取るはずが、湯船の中で婆様同士のケンカが始まり……。銭湯の女湯、男湯。風呂で起こるあれこれ。


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掛け取り万歳

掛け取り万歳

2014/12/28、A5版、48p、200円、落語「掛け取り万歳」、かわなを小説「かたなかたなり 甲寅ノ事」、扇坊小説「ケンカイフキニツキ」掲載

「かたなかたなり 甲寅ノ事 」:誠吾は母とは死に別れ、父は知らない。怪しげな神社で使いッ走りをさせられつつなんとか生きてきた彼の前に、一人の侍が現れ、実は侍の子だったと告げられる。「かたなふたふり」(『桜鯛』、『碁どろ』掲載)とも繋がるお話です。
「ケンカイフキニツキ」:火附盗賊改め方同心、永井は内密の探索をしくじって怪我を負い、とある長屋に逃げ込んで助けられる。その長屋から動けないでいる内に探索が進んでいくが、永井にはある思いがあった。


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碁どろ

碁どろ

2013/08/11、A5版、40p、200円、落語「碁どろ」、かわなを小説「かたなふたふり ――続・丁巳ノ事――」、扇坊小説「仕掛け錠」掲載

「かたなふたふり ――続・丁巳ノ事―― 」:藤吾を守る忍、兵庫が身代わりとなって毒を受けた。兵庫が語った自分の氏素性など信じてもいなかった藤吾だが、本当に命を狙われているのだと知って……。「かたなふたふり」(『桜鯛』掲載)の後編です。
「仕掛け錠」:火附盗賊改め方の与力、窪塚は渡し舟と間違えて他人の猪牙に飛び乗ってしまう。その舟を操っていた男と親しくなるが、ある日会うと珍しく様子がおかしい。


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桜鯛

桜鯛

2012/08/12、A5版、36p、200円、落語「桜鯛」、扇坊小説「唐渡の茶碗」、かわなを小説「かたなふたふり――丁巳ノ事――」掲載

「唐渡の椀」:南町奉行所の中間、矢野昌治朗はひょんなことから怪しげな男たちを見かける。後をつけていくと、犬猿の仲、火附盗賊改めと鉢合わせする。
「かたなふたふり ――丁巳ノ事―― 」:叶藤吾は念願の昌平坂学問所に入塾が叶った。それと前後するように、彼の周りで不思議なことが起こり始める。安政頃のやや幕末にかかったお話。前編です。


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かつぎ屋

かつぎ屋

2010/12/29、A5版、40p、200円、落語「かつぎ屋」、扇坊小説「湯殿思案」、かわなを小説「いちばんとりで」掲載

「いちばんとりで」:「見つけなければならないのです」。忍の日鷹が仕える楽清院には、どうしてもとある人を探し出さねばならない事情があった。
「湯殿思案」:巷を賑わせる『おかめとひょっとこ』をお縄にしようと南町奉行所の定町廻り同心、堀井忠道は忙しい日々を過ごしていた。そこへ犬猿の仲、火附盗賊改めが出張ってくる。


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果たし状

果たし状

2010/08/15、A5版、50p、200円、落語「写真の仇討ち」 、かわなを小説「彼岸の橋番」、「戻釜」、「天狗の修業」 、扇坊小説「置物の仇討ち」掲載

「彼岸の橋番」:料理茶屋『かづ』の息子かづと絵師が、火事で店と家族を失った豆腐屋と行き会う。
「戻釜」:目明しの傳蔵の縄張り、笠の湯で男が殺された。身元が駿河と判り、御用は手元を離れたが。
「天狗の修業」:料理茶屋『千膳屋』の手代、辰次は小僧たちの喧嘩を止める。仲裁代わりに天狗にさらわれた話を始める。
「置物の仇討ち」:目明しの手先を勤める辰之進が、一人の男を拾って、裏長屋で医者を営む勘造の元へやってきた。その男は父の仇討ちのために江戸に来たらしい。だが、仇などとりたくないと話す。


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果たし状(20100815_hatashi_samp.pdf)

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紅仙人妖異譚

完売しました

2009/08/16、A5版、五冊合巻仕立て。
『戯作者編』、『絵師編』、『彫師編』、『摺師編』、『版元編』

ちりとてちん

ちりとてちん

2007/12/30、A5版、32p、200円、落語「酢豆腐」、かわなを小説「おっこちきる」、扇坊小説「静日禄~奉公顛末記~」掲載

「おっこちきる」:病弱な仙一郎は、隣の大店の娘、小糸と幼馴染みだ。お転婆と言うより、男勝りで口やかましい彼女の様子が近頃おかしい。
「静日録~奉公顛末記」:大店の奥向き女中として奉公に上がったきよ。その家は色々と騒動が絶えない。


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ちりとてちん(20071230_chiri_samp.pdf)

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時代屋・弍

時代屋・弐

2007/08/19、A5版、44p、200円、落語「狸の恩返し」、小説「御江戸八景」掲載

「大名の娘」、「髪結」、「町火消し」、「内儀(妓楼)」、「御家人」、「留守居役」、「紅屋」、「お白州役人」の八人の一日を書いた短編集。


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